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きょうも占い雑記帳 by Mori
~占い師兼ライターが占いについて書き散らした雑記~



●四柱推命とは (14.02.02)


四柱推命は、生まれた年月日時刻によって運勢を鑑定する方法です。
発生は中国、唐・宋(西暦600〜900)の時代とされています。 わが国に渡来したのは仏教伝来の頃とも平安時代とも言われていまがはっきり したことはわかりません。
明治になってから、元鍋島藩小姓であった故松本義亮先生が、推命学の原書と される「淵海子平」を研究されこれを四柱推命と命名、発表されました。 四柱推命は「よく当たる」と言われています。

実際鑑定に来てくださったお客様も、「やっぱりそうか、占いにも出てるんだ。当たってる」と言って驚かれる方が多かったです。

四柱推命は、その人が生まれた年月日時刻でそれぞれ「年の柱」「月の柱」 「日の柱」「時刻の柱」の四つの柱をたてて占います。
それぞれの柱が意味するものがあり、その柱に現れている星にもそれぞれ意味 があり、その現れている位置にも意味があり、それらを総合して判断します。


すべていおいていい人というのはいませんし、すべて悪いという人もいません。
その人の個性を見つけて、その特性にあった開運法を探すのが占いの役目ですね。

(森が発行していたメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第67号から一部変更して記載しています。)


● ラッキーカラー、ラッキーアイテム (11.12.20)


雑誌の占い欄などでよく書いてあるのが、ラッキーカラーやラッキーアイテムです。
この雑記帳を読んでくださっているあなたは、それを参考にしますか?

私は占いをしたとき、お客様から
「金運を上げるラッキーカラーがあれば教えてほしい」
と聞かれる場合があります。そんなときはたとえば
「黄色がいいですよ」
などとお答えしています。

大さっぱに説明すると
木を表す日生まれの人(甲日や乙日生まれの人)にとって、お金や資産を表すのは土なんですが、土が表す色は黄色。
よって、甲日や乙日生まれの人にとっては
「黄色のお財布を持ったり、黄色のものを身につけたリすると金運がアップしますよ」
ということになります。

ただ、詳しく見ていくと、木の日生まれの人でも土が多すぎる生まれの人は、もっと土を増やすと、健康面で問題が出てきたりして逆効果になる場合もあるのでそれは要注意なんですが。

でも、特別な場合は別として、基本は上に書いたように判断します。

だからもし金運を上げたいとすれば、木の日生まれの人は黄色のものを身につけてみたりするといいですね。
しかし、そんなことで本当に金運があがるのかという疑問はやはり出てくるかと思います。

私もそう思います。
だけど、自分の意志で、黄色のものを身につけることによって、自分がお金について今までよりは意識するようになりますね。その結果、今までは気づかなかったお得な情報が目や耳に入ってくるようになるのだと思います。


異性運を上げたい人にとってもそうですよね。
例えばあなたが、いつも黒ばかり身につけているとしましょう。
赤があなたにとって異性を表すと分かって、ちょっと赤のスカーフを身につけたりすると、あなたは異性に対して今までより意識することになりますね。

そうすると自分から周りの異性に対して目を向けるようになったり、今までよりあなたに声をかけやすい雰囲気になったりして異性運がアップすると思っていいのではないでしょうか。

自己啓発の本などを読むと、潜在意識に働きかければよい、というようなことがよく書いてありますが、ラッキーカラーもそれにあたるんでしょうね。

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第66号から一部変更して記載しています。)


● 同じ年齢でどうしてこんなに見た目が違うの? (11.7.17)


私は四柱推命で占いをしているので、生年月日(時)をお客様から聞いてそれで占います。
つまり、お客様の正確な年齢が分かってしまうのです。
だいたいの年齢はある程度予想できますが、10歳近く若く見える人もいれば、10歳近く実年齢より上に見える人もいます。

若い人は、まだそんなに幅がないのですが、年齢が60代・70代のは方はかなり若く見える人と、老けて見える人がいます。
どうしてこんなに違うのだろうか、と驚いてしまうのですが、どうせなら若く見られたいですね。

若く見える共通点があるかと見てみたのですが、どの日生まれでもあまり関係ないようです。
強いて言えば丙日生まれの人や丁日生まれの人は、明るい色の洋服を着ている場合が多いので、若く見えることが多いです。

ただ、共通しているのは若く見える人は「健康」です。

杖をついていると、ついていない人に比べて老けて見えます。
頭痛で顔をしかめているより、健康で笑っている方が同じ人でも若く見えますよね。

「健康」は、自分でどうにかできる部分と、どうにもできない部分があるので、「健康な人は若く見える」と言ってしまうと、どうにもならない病気の人にとってはひどい言い方に聞こえるかもしれません。
もし、気分を害されたらすみません。
でも、もし自分でどうにかできる部分があるとすると、それはどうにかしてみればいいと思います。
例えば、よく歩くとか、バランスのよい食事を取るとかです。

お客様の中には80歳を超えた方もいらっしゃるのですが、まだ働いている方もいて、そんな人は本当に若いです。男性でも女性でもです。とても80代にはみえません。

仕事も、人を若く保つための秘訣かもしれません。
(健康だからまだ仕事ができてるのかもしれませんが……)
仕事をしていない人も、ある80代の女性の方は「1週間に4回くらいは1時間ほど必ず歩く」と言う人がいます。やはり80代には見えません。
まあ80代まで生きていたら、私も「70代前半にしか見えませんね」と言われるくらい若々しく健康でいたいと思っていますが、寿命だけはどうなるか分かりませんからね。

でもウオーキングも面倒だし疲れるし、好きな食べ物はいくらでも食べたいし。

やはり楽して若く見えるというのは難しいですね。

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第65号から一部転載しています。)


● 宅神と破宅神  (11.3.3)

「家を建てたいけれどいつくらいに建てられるでしょうか」と聞かれることがあります。

そんな場合は、金運や宅神・破宅神などを参考にして判断します。

家屋を表すのは宅神の星です。

生月に宅神を持っている人は自分の家を持つことができます。
宅神を持っていなくても、宅神の支と三合する支があればOK。

時期は、宅神の支または三合する歳運(年)のときか、財星が巡って来たときがチャンスです。
   
その反面、破宅神や破宅神の支に三合する星を生月に持つ人は、自宅を得難いとか、家を取得したことが原因となって苦労する場合が多いです。
破宅神を持っている人は配偶者(妻)とか子供名義で買うことを考えてみるといいですね。
ローンの関係など妻名義では買えないとかいう場合は共有名義にされるのがいいでしょう。

女の人で破宅神を持つ人は夫名義の家では安定した結婚生活が送りにくいと言われます。
女性の場合も自分名義の家だと落ち着くそうですので、こちらも自分名義の家か共有名義にされておくといいでしょう。

と、家のことを書いたついでに考えたことを書いておくと…….

いくら稼ぎが多くてもずっと借家のままの人もいるし、家を買えるような稼ぎ
が無いのに家を購入する人がいたり、人っていろいろ。

未来に何があるかはわからないのでどっちがいいのかは分からないですよね。
借家だったら何年支払っても、稼ぎがなくなったら家を追い出されてしまうし、その反面ローンを組んで家を買ったら火事や地震で、ローンだけが残って家が
無くなってしまう可能性もあるし……。

まあそんなこと考えたら、生きていること自体が不安で仕方なくなるので、あんまり考えませんが。
それに何かあっても、何とか対処できるみたいですしね。

だって、戦争の時を生き延びた人が、今それなりにちゃんとご飯を食べてどこかに住んでいるのを見れば、どんなにひどいことがあっても何とかなるんだな
あ、と思ってしまうでしょ?

あなたも、家を買いたいときはまず占いをしてみてはどうでしょう。

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第64号から一部転載しています。)



お勉強するのが好きな人、きらいな人 (11.2.2)


お母さんが子供のことで占いにこられることがあります。

引きこもり等深刻なことも多いのですが、それ以外に多いのが、「子供が全く勉強しない」ので心配してこられる方がいます。

基本的には、「印綬」や「倒食(偏印)」という星があると、お勉強は嫌いではないです。
新しいことを学んだり、今まで知らなかったことを知ったり、できなかったことができるようになったりすることに喜びを感じ、そのために努力をします。
またそうやって得た知識や資格なりを活かして仕事をするのにも向いています。
お勉強が好きなタイプです。

そういう星を持っているお子さんは、親御さんが心配しなくてもまあそこそこお勉強もします。
今の段階ではしていなくても、いずれ時が来たらするようになります。

しかし、「食神」の星がたくさんあるとお勉強をしない人が多いです。
「食神」はとてもありがたい星で、お金の星を強める力があり、みんなで楽しく飲んだり食べたり楽しいことが大好きな豊かな星なんですが、その星がありすぎると、その人は遊んでばかりで、勉強しない。ちょっと無理をすると疲れる。
「怠け者」と思われたりします。


特に受験が近づくと、親御さんが心配して来られます。
でも、このタイプの子供さんに無理強いしてもなかなか難しいです。

そう言うと「やっぱりそうですか」ということで、ちょっとは理解する、というか諦めるというか、「どうしてうちの子は……」と思っているより心は落ち着くようです。
ただ、金銭面ではしっかりしてますので、無駄遣いはしませんし食べていくのには困らないです。(全体を見て判断しないと一概には言えませんが)

親は他人のお子さんを見て、その子の良いところだけ見てしまってどうして自分の子はそうでないのだろうと思いがちですが、でもどのお子さんにもそれなりに心配材料はあるようです。
ただ、どんな子供でも、みんないいところがありますから、あんまり心配しない方がいいですね。

ちなみに「印綬」や「倒食」の星が多すぎると、いろいろ手を出して学ぶけれどもどれも中途半端に終わったりするので、何でもかたよらないのがいいですね。


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第63号から一部転載しています。)



占いで人生が変わるかも (10.12.28)


時々、占いをしている途中でお客様が「もしかして人生変わるかも」と言い出される場合があります。


お客様はこれから先どうしようか迷って占いにこられる場合がおおいのですが、そんな中でも話している途中で考えてもみなかったことが出てきて、そちらに一気に心が傾いてしまうということがあります。

そんな場合で一番多いのは、夢への再挑戦。

「夢への再挑戦」というと大げさですが、今まで自分には「縁がないもの」「無理」とか思って封印してきたことが、実は努力すれば手にはいるかもしれないところにある、と気づくことがあります。
そして、もう一度努力してみようと思ったり、決心したりされます。

そんなときは、彼らはちょっとの間何もしゃべらず、頭の中でじっと何かを考えているような感じになります。


以前、三十代半ばの男性が仕事運を見てほしい、と言ってこられました。

いろいろあって今は不安定なアルバイト。

ああでもないこうでもない、といろいろお話ししている途中で、「味覚が優れているからそんなお仕事はどうですか」と言うと、
「かつて調理師学校に行っていたことがある」
とのこと。
でも、事情があってその仕事にはつけず、全く違う仕事についたそうです。
そんなこと、もう考えたこともなかったとのことでした。


年齢や経験、経済的なことなど、転職や起業には困難がつきもの。
なかなか踏ん切りがつきません。


また、ああでもないこうでもないといろいろ話しているうちに
「どうせ苦労するなら好きなことで苦労した方がいいんじゃないですか」
という感じになって、特にその時はそれに向いている年であったので彼はなおさら
「うーん」
と唸ってしまったのでした。

で、出てきた言葉が
「俺、もしかしたら人生変わるかも」
しばらく一点を見つめてジー。

多分彼は、何らかの行動を起こすと思います。
不安定なアルバイトはそのことに気づくチャンスだったのかもしれません。

多分、非常に苦労するでしょう。
だけど、50代以降はだんだん金運も良く穏やかな運勢になるので、それまで苦労しても苦労のしがいがある感じでした。

もし、今どうしてこんなに苦労するんだろうと思っているあなたも、それは大きく飛躍するためのチャンスかもしれません。

または、今はその辛い時代を抜ける直前で、いちばん辛いときかもしれません。
そんな時はじっと耐えていれば嵐は通り過ぎていきますね。


(ただ、「今はまだマシです。もっとひどくなります、覚悟してください」なんてこともありますが。そんなときは、言うのが辛いです……。)


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第62号から一部転載しています。)


第37回「どんなに楽しくてもいずれは次の段階へ進まなければならない」(09.10.18)

月日の経つのは早いですね。

学生だったら入学したと思ったら、あっという間に卒業の時期が来て、時の流れの速さに驚くことが多いです。

もっとゆっくりしたくても許されないですね。

どんなに高校が楽しくて、毎日学校に行くのが楽しみでもいずれ高校は卒業しなければなりません。又は退学するかですね。
いずれにしてもいつまでも高校生をやっているわけにはいきません。

学生の場合は次の段階がわかりやすいですが、社会人の場合は、学生の時のようにはっきりと線引きされていないのでわかりにくいです。だけど、いずれ次の段階へ進まなければなりません。


もしあなたが独身の会社員で友人や恋人がいて毎日楽しく暮らしていても、やがて友人達は結婚したり転職したりして1人1人と離れていきます。
新たに友人もできますが、やはり友人が去っていくのは寂しいです。

またどんなに実家が楽しくてもいずれ親元を離れ独立しなければならなくなります。
親御さんがいつまでもここで暮らしていいよと言ってくれても、いずれ親は年をとり離れないといけなくなります。


独身の場合は、やはり結婚が次の段階になるでしょう。
そして子供ができるのがまた次の段階。


でも次の段階に移るっていうのは、はっきり言ってめんどくさいし怖いし、お金もかかるし時間も取るし……。
今の自分から違う環境に変わるのは難しいです。

ほとんどの人は次の段階に進みたいと思っているのに、今のままでじっとしています。
(もちろんそうでない人もいっぱいいます)

高校生の時のように期日が来て、むりやり「はい卒業!」って押し出されると楽ですが、社会人になるとそんなこともないので、なかなか次に移れません。

適齢期なんて言葉も昔に比べてあまり聞きませんし。
それがいいように作用するのか悪いように作用するかは、そのときの運でしょうが、それでも体は少しずつ年をとり、いずれ土に帰るという最後の段階に進んでいくので、何もしないより何かした方がおもしろいかな、と言う気がします。

結婚してうまくいかなかったら、解消したらいいだけですしね。
(結婚して苦労する人もたくさんいます。が、やってみないと分かりませんから)

ただし子供のできが悪かったからと言って、親をやめると言うことだけはできませんから、そのあたりは多少の覚悟が必要です。


どっちに進もうかとか迷っているなら、占いが効果的です。
あなたも「この時期を逃すと結婚できないかも」って言われたら迷っていても結婚するでしょ?


(最後は宣伝になってしまいましたね、すみません……)


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第61号から一部転載しています。)


第36回「お金を稼げる人」(09.09.27)

前回は、お金を貯める人という観点から書きましたが、今回はお金をたくさん稼げる人という観点から書いてみたいと思います。

四柱推命では「偏財」という星があると商売などお金やものを動かして大きなお金を得ることができるようになります。
お金を表す星は「正財」と「偏財」と2種類ありますが、「正財」は着実だけれども増え方が遅い感じのお金。「偏財」は右から左にお金やものを動かして儲けるお金、というイメージです。
「偏財」はお商売等に向く星です。
「偏財」がある人は駆け引きが上手で人の気持ちを察するのがうまいのでお金儲けもうまいのです。

これに「食神」や、「傷官」というそれを強める星があるとなお良いです。

「食神」があると明るくて人を楽しくさせますし、「傷官」があると頭が良くアイデアもひらめきます。よって「偏財」とそろってあるとお金が儲かる事が多いのです。そして大きなお金を得ることができます。

前回書いたのはどちらかと言えば、入ってきたお金を減らさない工夫でした。それを何の苦もなくできる人について書きましたが、どちらかと言えばちまちました感じはぬぐい去れません。

少々無駄遣いしても困らないほど使えるお金が稼げるようになるのがいちばん楽しそうですね。
ま、そんな人は少ないですが。

ただ、ギャンブルで儲かるというのはこの中に含めません。

ギャンブルに強い(というかギャンブルが好き)のは「劫敗」という星ですが、この星を持っている人は、儲けてすぐに止めればいいのですが、そこで止めることができないので結局儲かっても無くしていまいます。
儲かってもそこで止められない。負けたらそれを取り戻そうとしてさらにつぎ込んでしまう……。
金儲けとしてはギャンブルは向いていません。
(まれに、パチンコで確率を計算して儲ける人もいますが、これはギャンブルとはまた別です。これができる人は、他のお金儲けもできるようです)

しかし、ここまで読んできて疑問を感じることはないですか?

「じゃあ「偏財」と「食神」と「劫敗」があるとどうなるの?」

その星の数やその星がある場所、その星の強さによって、お金儲けをしやすい人だったり、そうでもなかったりと異なってきます。

また運勢の流れによっても違ってきます。だからわかりにくいんですね。

でもそれだけみんないろんな要素があるってことですね。
ある時はパーと豪遊したり、ちまちまと節約してみたり。

しかし、またここで疑問が出てきます。
「私って儲かる星があるのに、儲かってない」

ありますね、そんなこと。

例えばそんな人は、運勢の流れが今出費ばかりが続く時だったり、非常に金遣いの荒い同居人と一緒だったり、あるいはあなたの仕事が給料の安いサラリーマンだっりしたら、なかなかその特性を活かせません。しかしそれはそれでいいんです。

儲かるためにはリスクを取ったり、面倒なことをしたり、辛い思いをしたり、やはりそれなりに大変。
それに「偏財」がなくても、やはり儲けている人はいっぱいいるわけで、そんな人はそれなりにみなさん頭を使ったり、努力していらっしゃいます。

儲かっている人は儲かっているんですよね。
本当に悔しいくらい。

まあ人のことは置いておいて、自分も何とかできるように努力するしかないですね。
難しいですが……。

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第60号から一部転載しています。)


第35回「お金が貯まる人、貯まらない人」(09.08.13)

「私の金運はどうですか?」
と、金運について尋ねる方が多いのですが、だいたいは自分で自分の金運にうすうす気がついているんだと思います。

ですから
「悪いですねえ、いくら稼いでもすぐに無くなります」
と言うと
「やっぱり!」
と納得されるんですが、ほとんどの場合は、
「あなたがお金がないのは、あなたのお金の使い方が激しいから」
という、当たり前の結果なんです。

もちろん、すべてがそうだとは言えないです。

家にお金が無くて、そのしわ寄せがきている人や、お金にあまり執着がなく、それよりもっと精神的なことの方を大切にするのでお金に関して気が回らない人など、お金がない状況は様々ですが、やはりいちばん大きな要因は、あなたのお金の使い方にあります。

四柱推命で言うと「劫敗(ごうはい)」という星や「比肩(ひけん)」という星があると、ギャンブルが好きだったり、見栄張りだったりして大きなお金もパッと使ってしまいます。

特に「劫敗」という星があると、お金に関してはたくさん稼いでもなかなか貯まりません。
それで、不測の事態が起きてお金が必要なときにはお金が無く
「お金ないなあ」
「パッと儲かることないかなあ」
となってしまいます。

反対に、「正財」「偏財」などお金を表す星や「食神」「傷官」などお金の星を強める星が強く出ている人は、お金にあまり困りません。

ま、困ることもありますが、お金を貯めている人に共通しているのはお金を大切にしている人が多いと言うことです。

稼ぎが多いに越したことは無いですが、少なくても、それより少なく支出するように心がけていたり、地道に節約しています。

「銀行からお金をおろす時、手数料のかからないところから出す」とか
「映画を見る時は金券ショップで入場券を買う」等
工夫をされています。
買い物をするときはもちろん「50円割引」でもそのクーポンを利用します。

「めんどくさい!」って思うあなた、あなたはお金が貯まらない人。
「そんなの当然」と思う人はお金が貯まる人。
多分「正財」とか「食神」とかがあるんでしょう。

土地や株をしっかり持っている人でも(むしろ持っている人ほど)、細かいところまでそうされています。
でも、お金の貯まらない人は、お金がなくなったら「キャッシング」し、高い利息+手数料を払っています。

だから四柱推命で占って「金運が悪い」と言われても、ちょっと心がけを変えるだけで「悪い金運」も「そう悪くない」位にはなりますね。

以前、お店に来てくださった年配の女性、
「お金には苦労しないですね」
と申し上げたら、
「そうか、うん。多くはないけど多少は蓄えがあるし、それも知らない間に貯まっていった」
と言われていました。

そしていろいろお話しをして帰られるときに、
「もうそろそろやな」
と、時間を気にしておられます。

「待ち合わせですか」
とお聞きしたら、
「赤バスの時間だから」
とのこと。

「赤バス」とは文字通り、赤色の小型バスで一般の市営バスの料金(200円)より半額の100円で乗れるバスのことです。

「やっぱりお金の貯まる人は、貯まるようにきちんと行動しているんだ」
と、私はお客様に教えてもらったのでした。

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第59号から一部転載しています。)


第34回「芸能人になりたいんですが……」(09.07.25)

「仕事運を占って」と占いを依頼される方の中には、いろいろお話しをしていると「実は役者になりたいんです」とか「芸能人になりたい」と言われる方がいらっしゃいます。

「この仕事が向いているんでしょうか」とか「他に何か向いている仕事は無いですか」と言いながら「芸能人にもなりたいんですが」とついでのように言われる場合も多いです。
多分「学校の先生になりたい」とか「お商売をしたい」とか言うより、言いにくいんでしょう。
「作家になりたい」というのと同じ感覚かもしれません。

役者になると言うだけならそう難しくはないはずです。劇団の養成所に入ったり、劇団に所属すればいいだけなので。

答えとして聞きたいのは、「役者になって食べていけるか」「芸能人になって売れるか」と言うことでしょう。

四柱推命では、十二運と言って運勢の強弱を見る指標のようなものがあるのですが、芸能人など人気を必要とする仕事は十二運の「絶」のある人が多いです。

私はお笑いが好きなので、今売れている人はどうだろうかと見てみると、ちょっとピックアップして調べてみただけでも明石家さんまさんや島田紳助さん、ダウンタウンの松本人志さん、ロンブーの田村亮さんなど、みんな十二運の「絶」を持っていました。

インターネットで調べたので生年月日が正確かどうか分かりませんし、生まれた時刻も分かりませんが、驚きの結果でした。

でも北野武さんには「絶」は、ありませんでした。
人気が出る運が回ってきていたのかなと調べてみましたが、それもなし。

だから、占いだけで人気がでるかどうか決めてしまうのはどうかと思いますが、やはり無視できない結果が出ました。

芸能人になりたくてがんばってるけど、芽が出ないので辞めるかどうか迷っているという人は、一度占いをしてみるといいかもしれませんね。


以前、来てくれたお客さんで、
「営業をしている途中で占いの文字が目に入ったから」
と、来てくださった女性のお客様がいました。


彼女は、
「仕事運を見てほしい」
とのことでしたが
「本当は芸能界にも憧れている」んだそうです。


彼女は、十二運に「絶」があり、「倒食」という芸事に向く星があり、他、色っぽい星もあり芸能界に向いています。
ま、向いているだけでやっていけるほど芸能界は甘くないと思いますが、ちょっと考えてみる気になったようです。


もし本当に芸能界に入って、人気が出たら
「『ある占い師に言われて芸能界に入る気になった』と言って宣伝しておいてくださいね」と、お約束をしておきました。


ただ、芸能界に入って
「人気が出る時期はいつ?」
とのことで、調べてみると
「七十八歳から八十八歳」
と出たので、ちょっとひるんだみたいでしたが。

でも「金さん銀さん」のように百歳になって突如売れ始めた方もいるので、気を落とさずに励んでください。

しかし、彼女が本当に八十歳くらいになってすごく人気が出て、私のことを宣伝してくれたとしても、残念ながら多分私はもうこの世にいない……。

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第58号から一部転載しています。)


第33回「みんな意外と恐がりです。」(09.03.19)


あなたは人に気軽に声をかけられますか?

堂々としていて人に話しかけるのも平気、何でもどんどん行動に移していく、という方はまれにいますが、多くの人は結構恐がりです。

例えば、
「こんなことを聞くと、バカにされるのではないか」「自分が嫌な思いをするのではないか」と思ってしまって、ちょっとものを尋ねることすらできない人が多いです。
このページを読んでくださっているあなたは、どうでしょうか?

私自身がそうなので、そういう人の気持ちはすごく分かります。

初めて電話する場合などは、特にそうですね。
電話機を持ってから、「あ、今だったらまだ仕事中かも」とか「食事中かもしれないから後でかけよう」とか思って、結局かけそびれてしまう、ということがしょっちゅうあります。

これって相手のことを考えているようで、結局自分が怖いことを先送りしているだけで逃げているんですね。本当は電話しないといけないのに。

初めて何かを申し込んだり電話するのって、緊張するし「こんなことも知らないの」とか「どこそこに書いてあるでしょ」とか相手に思われたら嫌だなとか、つい思ってしまうんです。
電話でなく人と会うときでも、初対面の場合は、自分が人に「なれなれしい人ね」とか「嫌なやつ」とか思われたら嫌なので、気軽に声をかけられません。

むしろ無愛想な感じになってしまいます。
それでよけい人からも声をかけてもらえない、という悪循環に陥ります。
本当は気軽に声をかけたいのに、です。
そんな思いの人はたくさんいると思います。

そんなこと全く関係なく、自然と人に話しかけやすい雰囲気を醸し出し、自分から声をかけるのも躊躇せずにできる人もいるのに、です。

どうして私ってこうなんだろうって、悩んだりするかもしれないですが、ほとんどの人は、結構怖がりです。
というか、初めての場合は躊躇したりする方が一般的です。

占いをしてみると、吉星が年の柱に出ている人は話しかけやすい雰囲気を持っていますので、自分から意識しなくても話しかけてもらえますがそうでない人の方が多いです。
そんな人は無愛想に見えても本当は、自分からは話しかけるのが怖いから話しいと思っている場合が多いんです。

ですので、もしあなたがお友達になりたい人がいたら、話しかけにくい雰囲気を持っていても、勇気を持って話しかけてみてくださいね。
実は喜んでいることが多いんですよ。
(でも本気で話しかけてほしくないと思っている場合も無いことは無いので、それが難しいのですが、話しかけてみると何となく分かりますよね)

自営業の社長さん達とも占いを通じてお話しすることもあるのですが、その人達は、あまり時間や曜日や相手の都合とかより、自分が聞きたいことが発生したときに電話やメールをしてこられます。
最初はとまどいますが、だからこそ、彼や彼女たちは早くから独立して、厳しい社会で勝ち抜いているんだなあ、と感心してしまうのです。

やっぱり、まずは行動することが1番。
私も見習わなければ……。

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第57号から一部転載しています。)


第32回「占いをしただけで運勢が変わるなんてことを期待するのは甘い。」(09.02.24)


「結婚したいんですけれども、どうしたらできますか」
と言ってお客様が来られることがあります。


人によって様々な原因はありますが、でも「これは結婚できないんじゃないだろうか」と思う人でも結婚されていることがありますし、「この人だったら間違いなく結婚しているだろう」と思う人がその時点で結婚歴が一度もない、ということもあります。
だから「絶対に結婚できる」とか「できない」とかは言い切れませんがそれでも、「これは難しいだろう」と思う人はやはり独身のままと言うことが多いです。
(独身が悪いと言っているのではありませんよ。向いていないとか、自分からその生き方を選ばないとか言うことも含めて言ってますので誤解のないようにお願いしますね)

以前、ある初老の男性が
「一度も結婚したことがないので、結婚したい。どうしたらできるか」
と言って占いにこられました。

その人の運勢を見ると女性を表す星がなく、やはり結婚には向いてないような運勢でした。
でも、時期的に去年と今年は女性運は良い年回りなので、「結婚したいことをアピールし、いろいろ手を尽くしてみてはどうでしょう」
と申し上げ、具体的にその人に心理的な負担がかからないような方法などを伝えてみたのですが、首をかしげておられるばかりでした。

特にいい時期が近くに来ていたので、「必ず何らかの行動は起こしてくださいね」
と申し上げていたのですが、全く何もされなかったようです。

先日また来られて、「全く女性と知り合えない。どうしたら良いか」と言われたのですが、聞いてみるとやはり全く生活を変えずにそのままだったようです。
時期的にいいときには、異性と知り合える機会も多いのですが、元々縁のうすい人は自分からチャンスを捕まえに行かないとやはり難しいです。

ある日突然、自分の好みの人が向こうからやってきて「好きです、結婚してください」なんて言ってくれることはありませんから。
(特別にもてる人や芸能人は別でしょうが)
そういうことはみんな分かってはいても、でもそれを待っているように思います。

努力すれば多少強引にでも幸運の女神を捕まえることはできるのに……。

占いは、よりよい生活をするために利用してこそ活きてくるんですね。占いの結果を聞きっぱなしにするのではなく、活用してくださいね。
(そうは言っても、自分の本来の持っている資質に合わないことをするのは、なかなか難しいのですけれどもね)


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第56号から一部転載しています。)


第31回「仕事に関しては自分の特技に自分で気づいていない人が多い」(09.01.29)


仕事に関するご相談は多いです。

特にこれから何かを始めたいとか、転職したいという方のご相談が多くの割合を占めます。
そのときに、ほとんどの方が言われるのが次の言葉です。

「私には、取り立てて言うほどの特技も資格もないし、経験と呼べるほどのものもないし……」
です。
仕事をするには、まず特技や資格がいると思われているようです。
特技がない。
資格がない。
才能がない。
若くない。
経験もない。
何に向いているかわからない。


実際、私も今までにいろいろ仕事をしましたが、仕事を探すのに本当に苦労したので、みなさんが言われていることはすごく分かります。
新卒の時ですら就職がなかなか決まらなくて苦労しました。

人事担当者に値踏みされるような目で見られるときの屈辱的な感じは、未だにイヤーな感じとして残っています。
全部の人がそうだったというわけではありませんが、何度経験しても慣れません。


でも、どうしても体が動かないとか特別な事情でもない限り、何らかの仕事には就けると思うのです。
ただ自分に合っているかどうかというのが難しいのですよね。
それに自分の求める条件に合った仕事がないというのが実情のようです。


占いに来られた方とよく話してみると、ご相談者の中には、他人から見れば特技だと思えることが本人は全く価値のないものだと思っていたりすることがあります。
それを話していることによって気づかれることも多いです。
また、最初から絶対に向いていないと思っている仕事にも、意外と向いているものもあります。
たとえば営業などがそうですね。
「他に見つからなければ1度やってみてください」と言うことも結構あります。

少なくとも彼(彼女)は、占い師に自分の思いや希望や、嫌だと思うことなどを話しているうちに、頭の中が整理されて、何が一番の問題かが明らかになります。
そうすると、対処の方法も考えられますし、当面の方向は決まります。

つまり、ほとんどの人は自分の中に答えを持っているんですね。
私はそれをお手伝いするだけです。


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第53号から一部転載しています。)


第30回「優柔不断と頑固一徹」(08.12.17)


お店に来てくださる方は、皆さんそれぞれが個性的で、お話しするのはとても楽しいです。

優柔不断な人や頑固一徹の人など全く正反対とも思える性格の人が、それぞれそれなりに悩んでおられます。

優柔不断な人は、ちょっと他の人から違うことを言われたりすると、
「『そうか、それもいいなあ』と思ってしまって決断ができない」とか
「せっかく決断してもまた迷ってしまう」と言われます。

頑固一徹な人は、あまり占いに来られることはないのですが、来られる場合は、かなり元気がない場合が多いです。
何らかの形で自分の信念を貫くことができない事態に陥っているんですね。

優柔不断も頑固一徹もその程度が多少だといいのですが、行きすぎると本人も困りますし、周りの人も振り回されて困ります。

どちらかというと、家族とか恋人とかが困って相談に来られると言う場合が多いです。
性格はそれぞれの良さがあり、持ち味であるので、それを無理に変えるということはできないし、したくないと思うので、無理にとは言えないのですが、やはり人間関係に支障が出てくるほどでは困ります。

「こういうところをこうされたら、もっと良くなるんじゃないでしょうか」
と言うことが多いのですが、ご本人でない人に言ってもあまり効果はありません。

ご本人が来られた場合も
優柔不断の人の場合「そうは言ってもなあ……。分かった、考えておく」
と行って帰られるんですが、考えて行動を変えてくれているのだろうかと不安。

頑固一徹の人の場合は
「そんなことできるわけない」
と即、断言されてしまいますし……。

どちらのタイプも、正反対なのに似ているところがあるのがおかしいですね。


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第52号から一部転載しています。)


第29回「恋の悩みは深刻」(08.09.24)


悩みは、どんな悩みも深刻です。
が、恋の悩みはとっても深い。

その中でも、本気で妻子ある人を好きになってしまった人の悩みというのは、独身どおしの恋よりなお大変です。

「妻子があることが分かっているんです。『好きになってはいけない、割り込んでいくのはいけない』と頭では分かっているのに、どうしようもできないんです」
という方が占いに来られることもあります。

ほとんどの場合、最初はそこまでは言われません。
ただ単に
「気になる人がいるけれども、私の恋愛運をみてもらいたくて……」
みたいな感じでこられる方が多いです。

でもいろいろお話しをしているうちに、
「諦めようと思うのに諦めきれない。でもむりやり彼を奪うようなことはしたくない。奥さんや子どもの事を考えると、本当に自分でもどうしたらいいか分からなくなってしまう」
という感じです
自分の気持ちの通り進んでも地獄、退くのも地獄って感じです。
本当に辛いですよね。

こんな場合は、やはりその人自身の恋愛運や相性、運勢の流れから見て、
「今は燃え上がっているけど、後これぐらいしたらマシになりますよ」とか
「相性は悪いからそのうちにさめますよ」とか
「あなたが思うほど、相手はあなたのことを思っていないのでは?」とか
「この人と結ばれても苦労するだけですよ」とか
まあ、いろいろ占い兼お話しをします。

ほとんどの人はそれなりに、来たときよりも重荷を下ろしたような感じになって帰られます。

でも、
「あなたと彼(彼女)は本当に相性が良くてお互い好きどおしで、出会うのが遅かったとしかいいようがない」なんて人が来られたら、……どうしましょう。

その通り言うしかないですが、それはそれで進むか退くか、どちらに転んでもただ悩んでいるよりは現実を受け止める覚悟をするきっかけにはなると思いますね。


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第51号から一部転載しています。)



●第28回「働くのが好きな人・嫌いな人」(08.08.15)


仕事運を占ってほしいという依頼は年齢を問わず多いです。

仕事運を見るときに、運勢の大きな流れを重要視しますが、それ以外にその人自身が、働くことが好きか嫌いかも見て判断します。

基本的に働くのが好きな人と、嫌いな人がいます。
働くのが好きな人は、食べていくのに困らないお金があっても働きます。
年配の方で、後を継ぐ人もいてお金もあって、今まで働てばかりだから少しはゆっくりすればいいのに、という状態でも働いている人、そんな方が時々いらっしゃいますよね。

もっとお金が欲しいという意味で働く人もいますが、それより働くことそのものが好きで、それが生き甲斐になったりしているんですね。
そういう人からは仕事を取り上げたりしてはいけないですね。
その人のためにならないです。

働くのが好きな人は、人より率先して働いたり、人が嫌がる仕事でも他の人ほど嫌がらずにするので、結果として出世も早く仕事運もよいとなります。

一方、働くのが嫌いな人もいます。
そういう人は、働かないといけない状況でもなぜか働けない状況ができてしまって働かない(働けない)ことが多いです。

例えば、体が疲れやすかったり、上司がめちゃくちゃひどかったり、顧客が訳の分からない人ばっかりだったりします。
確かに仕事によって、やりやすい仕事ややりにくい仕事がありますし、向き不向きがあります。
けれども働くのが好きな人には、「まあ仕事なんだからこんなもんだろう」と思うようなことでも、働くのが嫌いな人には、かなり「嫌」な状況に思えてしまいます。

その結果、仕事に行くのが嫌になって身が入らなかったり、嫌々仕事をやったりして、結果としていい仕事に巡り会わないとか出世しにくくなり、よけい嫌になったりします。

働くことが苦にならない人から見れば、どうしようもない怠け者に見えます。
実際まあそうなんですが……。

こう書くと、働くことが嫌いな人は救いがないみたい、と思うかもしれませんが、しかし、一概にそうとも言えないんです。
働くのが嫌いな人の中には、働かなくても資産運営が巧みな資質のある人もいますし、小さな行動で大きなリターンを得るアイデアの豊富な人も多いです。

でも、自分でその才能があるということに気づいていないようです。
大金持ちの人は働いている時間が意外と少なかったりしますが、その中には自分の才能に早く気づいてそれを生かした人も多いです。

また働くのが好きな人は、どうしても働き過ぎになってしまいます。
だから、その人その人にあった仕事や働き方を工夫するのはとっても大切です。

自分がどんなタイプなのか考えてみて、自分にあった仕事なり働き方を考えてみてくださいね。


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第50号から一部転載しています。)


●第27回「開運法はダイエットと同じ」(08.07.26)


お店に来られる人の多くは、占いをしてそれで悩みを無くしたいと思ってこられます。
その場合、原因は分かってもそれを取り除いたり改善しない限り状況が変わらないだろうということも多いです。

例えば、「彼にお金をせびられて困っているのですがどうにかなりませんか」という場合。
占いするまでもなく、「そんな彼とは別れましょう」というのが一番手っ取り早くて確実な方法ですよね。
しかし、それがやはり難しいのですね。

ほとんどこういう感じになります。
「でも、いいところもあるんです」
「何度も別れようとしたんですが、別れてくれないんです」
「お金を渡さなかったら殴られるんです」
「親にも内緒で付き合っているから相談できないんです」
「警察に行ってもどうせ何もしてくれませんし」
「女性センターに行っても身を隠しなさいと言われるだけですし」
「逃げてもどうせ見つかりますし」
「弁護士ってお金かかるんでしょう?」

ダイエットと同じですよね。
A「やせたいんですけれどもどうすればいいですか」
B「食べる量を減らすか、運動などして消費カロリーを多くしましょう」

A「分かっているんですが、どちらもできないんです」
B「じゃ、肥満外来などのある病院にいくかダイエット合宿みたいなのに行って強制的にやってもらうしかないでしょう」
A「でも日程が無理なんです。お金がかからない方法を探しているんです。しんどいのは嫌なんです。家族に反対されるんです。それに、行ってもどうせたいしたことはできないと思います」


少なくとも、その彼と付き合いはじめたのはあなたの意志ですし、太ったのはあなたが食べ過ぎたか運動不足。
元々そういう体質だったのかもしれませんが、本気で別れたいとか、やせたいのであれば、たとえ可能性が少なくとも、いろんな方法を試してみないとだめですよね。


お金をせびる彼に、その性格を変えてもらうようにし向けるのは無理だと思ってください。
あなたがあなたの性格を自分から変えたいと思っても変えるのは難しいのですから、人に言われて変えるなんてことは無理なのは分かってもらえますよね。
自分から何とかして彼との関係を断ち切るか、我慢して彼のいいところだけ見て付き合うか心を決めないと無理です。

ダイエットもそうですよね。
病気にでもならない限り、食べたいだけ食べて寝ころんでいてもやせるなんてことはありません。無駄な脂肪の方からさよならしてくれることを期待する方が無理です。

そうは言っても、「はい、おしまい」というわけにはいかないので、時期的にいい時期や、負担の少ない方法を一緒に探っていきますが、最終的には本人の覚悟の強さですよね。
占い師が言うのもなんですが、自分の道は自分で切り開いていくしかないようです。


でもご先祖様を大切にしていると、ご先祖様が守ってくださるそうですので、こんな場合は、彼の方から別の女性を見つけて別れていってくれるんですって。


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第49号から一部転載しています。)



●第26回 「決心することができました」
(08.05.15)


占いのお店に来られる方のご相談はいろいろありますが、夫との関係でかなり悩んでいる方もいらっしゃいます。
お話をうかがうと、確かに大変だろうな、と気の毒になることもしばしばです。

「家を出たい」とか「別れたい」、けれども「決心できない」という方がほとんどです。
具体的に子供のことや経済的なことが気になってどうしても決断できない、という場合が多いのですが、そうではないのに「やはり決断できない」という人も多いです。

「子供はもう独立したから、子供の件はいいのですが」とか「年金もあるし、蓄えも少々あるので私一人なら何とか食べてはいけるんですが」と言いながらも、どうしても最後の決断ができない、という人ですね。


その中には、
・結婚にはあまり向いていない人で一人で生きていく方が気楽に生きていけるだろうなという人もいらっしゃいますし、
・わざわざ苦労するような人を夫として選んでしまうような人もいらっしゃいますし、いろんな方がいらっしゃいます。


私が言えることは、
「奥様自身の性格はこうなのでこうすればいいのでは」とか
「今はこういう時期なので何年後にはこうなる可能性があるので、こうしてはどうですか」とか
「この夫と一緒にいる限りずっと悩み続けないといけませんよ」
とか、占いで出た結果をそのまま伝えてお話しすることだけです。

でもそうしているうちに、気持ちを固める方が多いようです。


現在の状況では、夫と添い遂げるにしても別れるにしても何らかの痛みを伴うということから逃れられないんですね。
そのことを直視するだけでも心に変化があるようです。

いろいろお話ししている内に、その痛みを引き受ける覚悟ができるんでしょう。

お話ししている時間内では決められなくても、これがきっかけになって
「決心することができました」
という人が先日、お店にご報告にきてくださいました。

別れることを勧めたわけではありませんが、その人は
「おかげさまで吹っ切れました」
と言って晴れ晴れした表情で来てくださいました。
これから新しい生活を始められるとのことです。

一人になるとまた別の苦労があるかもしれませんが、リスクをとる覚悟をすると強くなれるんですね。

私はいつでも、勇気を出して行動できる人を応援してます。
 

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」 第48号から一部転載しています。)

●第25回 株式投資とギャンブル (08.03.21)


金運がいい人と言ってもいろいろなタイプの人がいます。
無駄なお金は使わないでせっせと貯める人。
お金は結構使っているが、それはもっと多くのリターンを生むために使ってい
て、そのねらい通りに多くのお金を手に入れる人など様々。
ほとんどの場合、金運のいい人はお金に関して関心が高くお金を大切に扱って
います。

金運を占う場合に「株をやってみたいけど私は向いていますか」という質問を
受けることがよくあります。
そういう質問をする人は、だいたい金運がいい人が多いです。

必ずしもそうだとは言えませんが、お金を増やそうという関心の高い人は金運
もいい人が多いからです。
しかし株式投資というのはやはりリスクがありますので、怖いんですね。
それで向いているかどうか聞いて、向いているというのだったら、「やってみ
ようかな」と思っているのだと思います。
もちろん向いているとか向いていないとか、その人の個性にあったお答えはし
ますが、最終的にはどの人でもやりたければやればいいんですよね。
少額でやってみて、あわないと思ったらやめればいいだけですので。
ただ絶対に向いていないのは、損をしたとき人のせいにする人。
自己管理できない人は無理ですね。

その次は、投資をギャンブルと同じように考えている人。
それ以外だったら、まあまあいいのではないでしょうか。
(でもやっぱりリスクはあります。特に信用取引は怖いです)
ギャンブルと同じように考えている人は向かないと書きましたが、それでもギ
ャンブルにたくさんのお金を投じるくらいだったら株を買った方がいいのでは
ないだろうかと思うのですが、どうなんでしょうか。

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」第47号から一部転載しています。)


●第24回 パソコンでの占い (08.02.20)


インターネットで検索すると、名前や生年月日(時)を入れるだけでパソコン
でプログラムされた結果がすぐに表示される占いがあります。

はっきり言って、よくできています。

四柱推命にしても、姓名判断にしても数秒で結果が出てきます。
感心してしまいます。

時々やってみるんですが、大凶とか平気で出てきて、かなり傷ついたりします。


姓名判断は、姓の画数や名の画数、またトータルでの画数他基礎となる数字など丁寧に書いてあって、その数の吉凶も書いてあります。
おまけに全体のバランスもかいてあって、手作業で書いて結果を出すのに比べて早く、びっくりします。


四柱推命だったら、年の柱、月の柱、日の柱、時間の柱ときちんと説明が出てきて、「ほうー、すごい」と感心してしまいます。

ただどの占いも、全くバラバラの結果が出るので、例えば一方で「健康に問題あり」と出て、もう一方で「丈夫」とでるので「結局はどうなの?」かが分からなかったりしてしまいます。

また、パソコンから一律に出てくる占いは、一方的に占い結果は出してくれるんですが、自分が一番聞きたいことを答えてくれないんで困るんです。


パソコンが普及して誰でも即座に無料又は安価で、パソコンで占いできるようになったので、人間の占い師はいらなくなるのでは、と思ったけれどもそうではないんですね。

あなたが聞きたいことを聞いて、それに対して占い師が答える。

やっぱりこれが大切なんですね。

お客様の中にはしゃべっているうちに何となく自分自身でもやもやしたものが晴れて、行き先が見えてきた、という方もいます。

メール相談でも、悩みや問題点を書いて、それを送付して戻ってきた結果を読んでと、こういう行動をしているうちに、問題点などを客観的に見ることができるようになるので「スッキリしました」という方が多いです。


人に話してみる、というのは占いそのものより効果があるのかもしれませんね。


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」第46号から一部転載しています。)


●第23回 専業主婦に向いている人 


育児や介護などのために専業主婦にならざるをえないという人は多いですが、そうでなくても専業主婦はいますね。

専業主婦は今、2極化しているそうです。

夫が高収入だったり自分に資産があるので全く仕事をする必要がない人と、高齢又は学歴や技術がないために仕事に就けない人。


前者の場合の専業主婦ならいいけれども、後者の場合は辛いですよね。

でも仕事をする必要がないからみんな専業主婦になるかというと、そういうでもなく、また働かないといけない経済事情なのに働かない専業主婦もいます。

経済的な事情や夫との関係などがあるので、一概には言えないですが、専業主婦に向いている人と向いていない人はやはり占いでも現れます。


おおざっぱに言うと

●仕事が好き、外に出ている方が楽しい、人気がある、夫に威張られるのは嫌、お金を稼ぎたい、という人はあまり専業主婦には向きません。
仕事をしていた方がいいですね。
仮に仕事をしていなくともPTAの役員をしたり、ボランティアをしたりして何かしていないとストレスがたまります。

●仕事よりゆっくりしたい、家の中で好きなことをしている方が好き、外に出ると気を遣う、夫に働いてもらう方が楽、そこそこ生活できれば多くを望まないという人は、専業主婦の方がいいでしょう。

以前、若い女性の二人組が来られたんですが、二人は全く対照的なタイプで、その二人の台詞は以下のとおりでした。

私……「もし結婚してあなたが専業主婦で、夫が『俺が働いておまえのこと食べさせてること分かってる?』って言ったらどうします?」

Aさん……「絶対に働きにいく。その代わり『家事もやって』って言う。それでなくても家で毎日毎日同じことの繰り返しで味気ない思いしているのに、そんなこと言われたら『絶対にいっぱい稼いで見返してやる』って思う」

Bさん「私だったら『そうやねえ。ありがとう。もっと働いていいもの食べさせてね』って言う。夫がいるときだけ、夫に大きい顔させておいて、せっせと働いてもらう方が楽だもん」

とのこと。

あなたはどちらのタイプですか?


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」第45号から一部転載しています。)


第22回 「転職したいんですけど……」

「転職したいんですけど」とご相談に来られる方が多々いらっしゃいます。
ご来店された方には、生年月日時をお聞きして、そこから命式(判断するためのカルテのようなもの)を書き出しながら、まずいろいろなことをお聞きします。
「今の仕事があっていないような気ががするのですが」とか
「こういう仕事があるのだけど、今の仕事を辞めてまでいくのがいいのか迷ってます」とか
「いつ転職したらいいのか時期を知りたい」
などなど一口に転職したいと言っても様々です。

どんな仕事も1長1短なので、
新しい仕事は
「私のしたかった仕事だけど、給料が安くなる」とか
「収入は上がるけれども、きつくなるから耐えられるだろうか」とか
「労働条件はよいが、短期間しかない」とか
「給料も待遇も良くないが、今の仕事にはもう我慢できない」とか
本当に悩みは深刻です。

ただ、ほとんどの場合、転職すると給料も労働条件も悪くなることの方が多いです。
それでも転職したいと言うからには、やはりそれなりに何かあるわけで、まじめな人ほど悩んでおられるんですね。
しかしあることを手に入れるためには、あることを手放さなければならないのが基本なので、今の仕事のいいところだけとっておいて、悪いところはやめたいと思ってもなかなかそうはいきません。
でもその人の性格によって、同じ悩みでも、お答えすることは違います。

例えばお金を非常に大切に思っている人には(あまり自覚されていない場合もありますが)、いくらやりたい仕事でも大幅な給料ダウンは無理です。そんな場合は、「あなたにとってお金は本当に大切なことなんですが、お金がなくて惨めになっても耐えられますか?」とお聞きします。迷っているようなら「転職は考えない方がいい」と答えますし、また時期的に仕事を辞めたくなっているだけのこともあります。

また、もう気持ち的には限界に来ているのだけど「子どものことなど考えるとどうしても仕事を変えられない、でも何とかしたい」という方もおられます。
そういう場合は、転職にいい時期を伝えるだけでもホッとされる人もいますし、「お子様と話し合ってみればどうですか」と言ってみることもあります。
親が思っているより子どもの方がしっかりしていることもありますしね。
また、2業を兼ねることができる人には、「一か八か考えないで、副業しながら転職や独立の時期をねらったらどうですか?」と伝えることがあります。

そんなことなどを、いろいろ話しているとほとんどの人は、お店に入ってきたときの顔とは違って柔和な顔をしてお店を出て行かれます。
多分お話しするだけでも、自分の気持ちが整理できるのでしょう。
いろいろ大変なんだなあ、と思いつつ、でも「どんなときでも誰でも、本当に本気になればどうにかなる」と私は思いますよ。
誰でも必死で頑張っている人を見ると応援したくなるので。
それに、あれこれ考えているより、最悪の状態になったときの方がかえって落ち着いたりすることもありますので。
皆さん、あんまり先取りして悩まないでくださいね.

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」第44号から一部転載しています。)


第21回 「好きなのに、大切にできない」人

「本当に好きなのは、彼(彼女)だけ」と、一人の人をしっかり好きになって、その彼(彼女)とめでたくつきあえることになったり、相思相愛になったりすることってたまにはありますね。

それなのに、その彼(彼女)を大切にしなかったり、苦労させたりして結局うまくいかなくなることってありませんか?

見た目や雰囲気で好きになった場合、つきあってみると思ったような人じゃなかったとか、話が合わないとか、そういうことならお互い様だしよくあります。
それはそれで「いい思い出」として終わればいいですが、異性運のない人は、せっかく好きな人とうまく行きかけているのに自分からその相手が逃げていってしまうようなことをしてしまいがちです。
焼き餅を焼きすぎたり、ギャンブルや趣味で過度にお金や時間を浪費してしまったり。

人の立場を思いやるっていうのは言うのは簡単ですが難しいです。
でも好きだったら、ちょっと思いやってみてくださいね。

「好きな人と結婚したのにギャンブルで借金を作って離婚になりました。どうしたら戻れますか?」
と聞かれて、
「あなた次第です」と答えたことがありました。
(戻るのに適した時期とか細かい内容は書けませんが)

相性はいい方だったしどちらも家族を大切にする人だったので、その人が自覚して変われば、きっと元に戻れると思います。
(でもギャンブルってなかなか止められないそうですね。そういう場合は、ギャンブルで使っても困らないだけどんどん稼ぐようにするか、それができない場合は家族を取るかギャンブルを取るかの判断をしないといけなくなるでしょう)

好きな人は大切にしてくださいね。

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」第43号から一部転載しています。)


第20回 「異性運は良くないけれども、子ども運は良い」という女性

女性で、子ども運が良いのに結婚していなくて子どももいないという人がいます。

傷官という星があるとこういう傾向があります。
傷官はボーイフレンドや夫を追いつめたりして、その結果二人の関係がうまくいかなくなったりすることがあるという星なのです。
この星があると、結婚に関してもなかなか妥協できないので、結婚しないこともあります。
また食神という星もありすぎると同じような現象がでます。

食神とか傷官とかいう星は女性にとって子どもを表し、その力が強いと子どもが発展し、自分も子どもによって楽しく過ごせ、またその恩恵も受けられます。
しかし、いくら子ども運が良くても結婚していないと、子どもを産み育てていくのは日本ではまだまだ難しいです。
それでせっかくいい子ども運を持っていても活かせないということがあります。
もったいないですね。

若い頃は子ども運なんてそんなに気にならないのですが、中年以降になると子ども運の善し悪しってものすごく大事だということがわかります。
 
もし、自分がそうかもしれない、と思う人は
「子どもの産めるうちに結婚して、夫とはダメだったら別れて、うまくいけば添い遂げよう」
というぐらいのつもりで結婚してはどうでしょう。

夫になる人には少し気の毒ですが。
また、これを勧めている訳ではないですが。

たまたま、占いを見てほしいと来てくださった方の中に
「もうすぐ老人ホームに入るのだけど……」
という方がいました。
この方は非常に強い子ども運があるのに、
「結婚はしていなくて、子どももいない」
と言うことだったので、もし結婚されていたらどうだったんだろうとふと思ったのでした。

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」第42号から一部転載しています。)


第19回 ボーイフレンドやガールフレンドには不自由しないけど結婚できない人

女性でも男性でも、「惚れっぽくてすぐ人を好きになるけど、結婚となるとなかなか決まらない、決められない」
という人がいます。

異性を表す星がたくさんある人にこういう現象が出ます。
こんな人は、ボーイフレンドやガールフレンドにはほとんど不自由したことがなく、彼や彼女いない歴何年という人から見るとうらやましい限りですが、かえって結婚できないことが多いのです。

結婚を決めようとすると、別の人が気になったり、又は片思いだった相手が自分の彼や彼女になったら、だんだんさめてきたり、またはいつまでも「もっといい人がいるのではないか」と思って待ち続けたりします。

もし、このサイトを読んでくれているあなたがこんな感じだったら、結婚しないでずっと恋愛を楽しむか、そこそこのところで手を打つか自分で決断してくださいね。
どちらにしても中途半端だと他のことまで中途半端になってしまいますよ。

(もし結婚したいなら相手のことが好きということ以外に、いやな部分があまりない人だったら決めましょう。
「すごく好きだけど、こんなところはどうしても嫌」という人より「まあまあ好きで特に嫌なところはない」人の方が一緒に住むには長続きするようです。

相性もやはり大切です。
いろんな人とふらふらつきあっている人でも、やっぱり相性のいい人とはすぐによりが戻ったりしていることが多いですから。

でもやっぱり結婚って勢いというか結婚に適した時期というのがあって、それを知って逃さないようにするのが一番ですね。

(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」第41号から一部転載しています。)


第18回 お商売がうまくいかない時はどうしたらいい?  (07.07.04)


お客様の中で、お商売をされている方が来られることがあります。

「最近、売り上げが落ちて商売がうまくいかないけど、どうしたらいいですか」
と、聞かれるのですが、私は経営コンサルトではないので、儲かる方法を具体的に伝えるのは無理です。
が、占ってみるといろんなタイプの人がいて、その人にあったアプローチの仕方はあるのでそれをお伝えすることにしています。

例えば、

(1のタイプ)

「この人は、先を見る目があるだろうしアイデアが浮かんだりするだろうな」と思う人がいます。
本もよく読むし、知識の収集もしっかりされています。
それなのにそういう人は、せっかくアイデアが浮かんでも、それを実行する前に
「こんな方法はたいしたことない」「誰でもこんなこと思いつく」「どうせやっても変わらない」
と自分で自分のアイデアを否定してしまいます。

「とにかく実行してみてください」と言ってそのアイデアを形にしてもらうように言いますが、このタイプの人は実際に動くことが難しいんですよね。

考えられる原因は

・失敗したら格好悪いとすぐ思ってしまう。
・疲れやすい。
・動作が遅い。
・めんどくさがり。
・あれもこれもと考えて結局嫌になってしまう。

などなど、とにかく動くまでに大変大きな力が必要で、結局、現状維持、という感じです。

もったいないですね。

(2のタイプ)

その反面、ほとんど考えることなく、話半分で動いてしまう人もいます。
走りながら考える、という感じでしょうか。そういう人は疲れる割には効果が少ないという面があります。

「忙しい割には儲からないんじゃないですか」とお聞きすると
「なんで分かるの?」
とのこと。

考えられる原因は

・じっとしているのが嫌い。
・実践しながらでないと覚えられない。
・すぐにわかった気になる。

ちょっと本を読めば書いてあることを読まないで、頭を打ちながらやっと覚えるという感じです。
行動力があるのにこちらももったいないですよね。

どちらのタイプもそれぞれ良さがあって、それは欠点でもあるんですが、自分の本来の性格に反することはやりにくいです。でも、1割くらいだったら反対のこともできるかも。

1のタイプは、考えすぎずに行動する。
「失敗してもやり直せばいい」と考えれば、動きやすくなります。

2のタイプは、走る前にたとえ数秒でもいいから、立ち止まってみる。本や資料など調べてみる。
「こっちの方向でよかったかな」って考えてみる。

でも、どちらのタイプの方が現状を打開できるかというと、やはり行動してみる2のタイプのようです。

「そういうあんたはできてるの?」

という突っ込みがありそうですが、確かに人には「こうしたらどうですか」と言えても、自分のことはなかなか改善できません。
でも、1割は無理ですが、5パーセントくらいはできているかも。
いや2パーセントくらいかもわかりませんが…….心がけないよりはマシですね。


(森が発行しているメルマガ「占い(四柱推命)で貴方の行動を応援!!」第40号から一部転載しています。)


第17回  迷っても行動してみると未来につながるようです  (06.09.20)


前回に書いてからはや、1年と4ヶ月。日が経つのは本当に早い。

しかしこの1年と4ヶ月の間に私は占いの鑑定所を開いてしまった。
全く予想もしていなかった展開だ。
独立なんていうのはしっかりした人がやるものという思いがあったからだ。

私は「迷いが多い」という困った性格で(占いにもそう出ている)、おまけに非常に慎重で新しいことを始めるのはとても怖いという性格なのである。
が、とりあえず占いのホームページを作ってメルマガを細々と発行していると「占って欲しい」と言ってくださる方もいて、「もしかしたらいけるかも」と勘違いをしてしまったようだ。

ずっとライターか占い師で独立したいと思っていたけれども、子どもの教育費の事など考えると、どうしても派遣のお仕事を辞められなかった。
が、今年の1月、派遣先の仕事のあまりの忙しさに「もうこれ以上続けるのは無理」と挫折してしまったのだ。

良かったのか悪かったのかはもっと日が経ってみないとわからない。しかし、「辞めて何しようかな」と思ったとき、「今年は仕事運がいいから今がチャンスだ、独立しちゃお」と自分で自分の気持ちを追い込んでしまった。

私は占った相手に「独立が向いていますよ」とか「独立されてはいかがです?」なんて言うことが時々あるが、言うのは簡単だけど、実行するのは本当に勇気がいる。

ただ、思い切って独立してしまうと「どうしてあんなに怖かったんだろう」と思うほど簡単にできてしまうようだ。まあ予期せぬ事もいろいろあるけれどもやはり、行動してみることが1番。

しかし現実は厳しい。
ほとんど開店休業状態。
で、占いのお店で、パソコンに向かってライターのお仕事もぼちぼちやっているのである。


第16回  エエッ?! という間に2005年  (05.05.16) 


前回に書いてから、1年半ほど経ってしまった。日が経つのは本当に早い。早すぎる!
その割には、本当に成長しないなあとがっくりしてしまう私。
自分の運勢を占ってみると、去年は強運、今年も強運、それもかなり強力な運に入っている、となっている。
が、去年はたいしたことなかったし、
(まあ、仕事はずっと以前からの分は続いていたのでそのまま変化なしだったけど)
今年ももう半年近く過ぎたが、あまりたいしたことはなさそう。
おまけに強さで言うと、今年がピークで来年からは落ちていく運勢。
これは、大変。じっとしていたのでは本当に何もない1年になってしまう。
だらだら怠けたい自分にむち打って、占いのHPを立ち上げることにしました。
しかし、「さあ、やろう」と思ってから、できあがるまでに半年ほどかかってしまって、我ながらあまりの鈍くささに自己嫌悪に陥っています。
でもまあ誰に迷惑をかけるわけでもなし(家族にはちょっと迷惑かかっているけれど)ぼちぼち進んでいく予定。
このHPを訪れた方も、もし興味があればのぞいてみてください。
http://www.makahouse.com/
ちなみに私の占い師としての名前は優花です。
(ぜんぜんイメージとは合っていませんが)
よろしくお願いします。


第15回  アアッという間に2004年  (04.01.26) 


前回に書いてから、半年ほど経ってしまった。日が経つのは本当に早い。
(前々回に書いた文とほとんど同じだけど)
年を取ると日が経つのが早いと言われるが本当にもう、最近はビュンビュンとんでいってしまうほど早い。この調子でどんどん早くなると80歳になると、寝て起きたら1年くらい経っていて、はて……と首をかしげている間に81歳になっているかもしれない。きっと何でもどんどん忘れていくから1年が短く感じるのかもしれないな。まあそこまで生きていればの話だけど。
さて、今年も自分自身でこの1年を占ってみることにした。
今年は金運がいいと出ている。しかし金運そのものはそう強くない。
ま、元々私はお金にあまり縁の無い生まれだそうだから、ちょっとでも良いとありがたいが、一度でいいから大金持ちになってお金の使い道に困るような思いをしてみたいものだ。多少でも当たっていればいいのだが。
それに今年は強運の年だとでている。ヤッター、待ちに待った強運の到来。
こんな時は積極的にいった方が実りが大きい。しかし、なかなか良い兆しは見えてこない。占いでは運勢は節分を過ぎてから今年とみるから、もう少しの辛抱である。
しかし気の弱い私は、なかなか強くうって出ることができないだろう。
でも自分自身が自分の占いを信じないでどうする! って感じなので、今年はちょっと勇気を出して、ガンバッテみなければ、と自分に言い聞かせている。
去年から派遣のお仕事にも行きだしたし、塾の講師も細々とではあるが続けさせてもらっているし、ライターのお仕事もこれまた細々と続けさせてもらっているので、何か整理しなくてはならないかもしれない。が、今年1年がんばってみます。
健康運は、そういいことがないようだけど、それは去年も一昨年もそうだったので、それでも何とかぼちぼち来ているので、無理をしない程度に進んでいくことにしよう。
と言うことで、来年のはじめに1年を振り返ってどんなことを書くか、ちょっと楽しみ。全然進歩がなかったら、ちょっとつらいけど。



第14回  プライド (03.07.24) 


四柱推命にはプライドを表す星がある。その星はもちろん他の意味も表すのだが、特に今回はプライドについて書いてみたい。
プライドとは誇りや自尊心という意味でとても大切なものだが、結構やっかいなものでもある。
だれだって自分自身に誇りを持った生き方をしたいし、自分がどんな立場になっても卑屈にならずに毅然としていたい。だけど、時々とんでもないところに変なプライドなるものが顔を出し、本来の自分の気持ちとは違う行動をしてしまうことがある。
本当はもう仲直りしたいのに、自分から仲直りをするのは嫌だとか、そういうことは多々ある。
素直に謝れば、事態はそれ以上悪い方には進まず、ちょっと格好悪い思いをしたり、小さな出費や少しの時間を割くだけで終わるのに、理屈をこねて絶対に謝らない場合、事がますます大きくなり、収拾させるために暇も金もかかるというのは誰しも経験していることだろう。
端から見ているとおかしいのだが、自分では気がつかない場合が多い。気がついている場合もあるだろうが、度が過ぎると見ていて痛々しくなることもある。
しかしこの星が中心にある人は、プライドが高いために損をしたりすることも多いはずだが、自分自信を困ったやつだと思われるのが嫌なので、約束事等は結構きっちりしている。このタイプの人には、平気で約束を破るような人は滅多にいない。
多かれ少なかれ、プライドは誰だってある。良い方に働くか悪い方に働くかは、やはり本人次第のようだ。


第13回  あっという間に 2003年 (03.03.13) 


前回に書いてから、半年ほど経ってしまった。日が経つのは本当に早い。
去年、年の初めに1年の自分の運勢を占ってみたが、何となく当たっていたように思う。

運勢は弱い。多くは期待できない→その通りだった。
不愉快なことが結構あるかもしれないが仕事もあるだろう→結構いろいろ辛いことがあった。仕事は、少ないが何となくあった。

今年はどうだろうか。
今年は癸未。今年もあんまり期待できない。でも去年より精神的なイライラや辛さは減るとなっている。よかった。
今年になって2ヶ月近く過ぎたが(2月から今年とみるので)確かに精神的には去年よりはよい方に向かっているようだ。
去年、「どんなときでも何もしないで『なんかいいことないかなあ』と愚痴るより、動いてみる方がいいようだ」と書いたが、何事に対してもそれは当てはまるように思う。
2002年は塾の講師を始めた。なかなか思うようには進まないが、でもやらないよりやってみた方が、ずっとよかった。
教えるということは、結局自分の勉強になる。中学生は1番生意気な年代のように言われるが、自分の受け持ったこども達は本当にかわいい。よく世間では中学生の問題行動が取り上げられているが、身近の中学生を見ている限りではとても信じられない。

話は横道にそれたが、今年はまだ運勢的には弱いが、来年は急に発展するような年だとでていた。本当だったらうれしいが、それが本当になるように今年から努力しなくては。
何事も占いなんかより本人の努力次第だろうけど、今年は去年より、ちょっと明るくなりそうな1年でほっとしている。

自分で自分の1年を占う以外にも、毎年、年の変わり目に占いをみてほしいという人がいる。それで毎年占っているが、当たっているのだろうか。心配だけど、いつも見てほしいと言ってきてくれると言うことは当たっているのだろう。


第12回 懲りない人  (02.09.14) 

あなたやあなたの周りに、同じような失敗を繰り返している人はいないだろうか?
たとえば、いつも同じようなわがままな相手とつき合って、あとで泣く羽目になっている人。またはどんな会社に勤めてもすぐに辞めてしまう人。
たまたま運が悪く、つき合った相手が自分勝手だったり、会社が劣悪な労働条件だったのかもしれない。しかし、それが3回4回となると、原因は先方にあるのではなく、自分にあると考えた方がいいだろう。
しかし、なかなかそれが自覚できない。仮に自覚できても今度は、そんな自分を変えることができない。
周りからみると、あんな痛い目をしたのに、また同じような事をするなんて、いったいどうなってるの? と首を傾げたくなるが、それもある程度はしかたがないのかもしれない。
占ってみると、たとえば年が子生まれで月も子の月生まれとかいうように同じ干支が二つとか三つあったりする。そういう人は同じ事を繰り返すことが多い。生まれ持ってあるのならしかたがないじゃない、という不満がでそうだが、全くその通りだ。でもどうしようもないことはないのである。
どんなことでもそうだけど、自分がこういう傾向があると自覚しているのと自覚していないのとではその後の行動に天と地ほどの差が出る。
自分自身がこのままでいいと思っているのであればいいのだが、もう少し、こうなってみたいとか思うのなら、自分の困ったところは自分で変えてみるように心がけてみるしかない。
ずいぶん以前の話しになるが、私が会社勤めをしていたころ中年男性のDさんが言った言葉が、印象的で今でも覚えている。ほとんど話しをしたこともない人だったが、目立たない温厚な感じの人だった。
Dさんに
「Dさんは怒ることなんかないんじゃないですか。奥さんや子どもさんにも優しいんでしょう」
と聞いたら、
「昔は妻も子も俺に反抗してばっかりして、いつもイライラさせられていた。なんで俺の家族はこんなにひどいのだろう」
と思っていたそうである。
が、何がきっかけだと言われたか忘れたが、
「いくら相手に、ひどいから変われ、と言っても相手を変化させるのは無理だと思った。それで自分を変えてみた」
とのこと。つまり妻と子どもに優しくしたらしい。そうするとみんなも優しくなったという。
そういう方法があったのか! っという感じ。驚いたのを覚えている。
妻も子も反抗するということは、その原因がその人にあったかもしれない。しかし自分から変わるというのは、なかなかできることではない。なかなかどころか、滅多にできることではない。いや、ほとんどできない。
でも心の片隅に覚えておいて。本当に困ったときには役に立つかもしれないから。


第11回 何かが欠ける運 (02.07.09)

四柱推命には「家業盛んとなり衣食豊になる」とか「困難に遭うも意外なところから助けられる徳分あり」というありがたい星がある反面、「生活上において健康、経済、家族条件いずれかに欠ける点あり」というあまりありがたくない星もある。
後者は、けっこう困る。すべてによいということなどあまりにないかもしれないが、しかし必ずどれか欠けるといわれると、ちょっとつらい。
健康に恵まれないのは、一番つらいような気がするし、お金がないのも苦しい。
ぜいたくはできないがそこそこ暮らせるというのだったら、まだいいのだが、しょっちゅう資金繰りや、生活費に頭を悩ますような立場は困る。
では、家族に恵まれないというのがましかとも思ったが、それはそれで心が冷え冷えしてくるようなつらさがある。最終的に自分を支えてくれているのは親や配偶者や子どもだからだ。むしろ一番つらいかもしれない。
だけど考えようによっては、常にすべてに恵まれているという人はそう多くない。誰しも持病の一つや二つはあり、ほとんどの人は働いてやっと生活できているのだから。家族関係もいいときもあれば悪いときもある。そう考えれば、特にどうってこともないようである。
多かれ少なかれ、「あとここさえよかったら」と思うようなところがあるのが普通なのかもしれない。
悪いところは、なったらなったでそれなりに耐えられる(耐えなければ仕方がない)が、「選択はあなたに任せますから、どれが欠けるのがいいですか?」と尋ねられたら、私にはとても答えられない。
みなさんは、答えられます?


第10回 子ども運 (02.05.26)

今回は子ども運について書いてみようと思う。
自分自身がまだ子どもだったときや、若くて独身の時にはどうでもよかったことが、実は大きな意味を持つことが最近分かってきた。
それは子ども運についてだ。

容姿や才能にとくに恵まれているわけでもなく、就職先も結婚相手もほどほどで、このまま何となく人生終わるのかなあと思っている人が世の中にはけっこういらしゃるのでは?
まじめなだけが取り柄だけど、とくにいいことは何にもないとか、または、災害にあったり、親や夫・妻と仲が悪かったりと、何で私だけがこんなに運が悪いのだろうかと自分の運を嘆いている人もけっこういらっしゃるのでは? 
しかし、まだ諦めてはいけない。
たまたま子どもがいれば、今は、親が呼びかけても返事もろくにしないような子どもが、後に有名なスポーツ選手や大スターになって豪邸をたて、「今の私があるのは母(父)のおかげです」なんて、若くてりりしい、または美しい顔をして言ってくれるかもしれない。
彼または彼女の親というだけで、あなたが一躍脚光を浴びるかもしれないのである。
時々スターの親がテレビに出てきたりすると、どうしてこんな平凡そうに見えるおばちゃんがあんな非凡な青年を生んだのだろうとか、こんなパッとしない親父があんな美しい女優の父親だなんてと驚くことがある。
自力ではもう限界が見えていても、まだ奥の手があるのである。

しかし、子どもは爆弾でもある。
子どもが世間を騒がせるような犯罪を犯したら、それだけで地道に築いてきた信用、財産は木っ端みじんだ。

子ども運がいい人は子どもに恵まれ、子育てや子どもによって幸せな思いをする。
でも子ども運が悪いと子どもによって外も歩けないような苦労をさせられる。子どもに全く縁のない方がずっと平和なのである。
そんなことを考えると、子ども運が良いということは、他はたいしたことがなくても、それだけでとても幸せなことなのだと思う。

ま、子育てしている最中は、子ども運がどうとかこうとか気にするより、目の前の子どもが健康で、とりあえずきちんとした社会生活を営めるような大人にさえなってくれたら、それだけで大満足なんだけど。(でも、それがなかなか難しい)


第9回 マザコン (02.04.18)

マザー・コンプレックス(mother complex)……広辞苑によると「自分の行動を自分で決定できず、母親の考えや行動に左右されるような、パーソナリティの根底に存在すると仮定される心的傾向」とある。
詳しくは心理学の本などを調べてもらうとして、世間では、心理学でいうところのマザコンとは若干ずれているかもしれないが、「母親が一番大事」みたいな人をマザコンというようである。
占いでも「この人はマザコンだろうなあ」と思うことがよくある。
母親を示す星が一番中心にあって、その星の力が強かったりしたら、たぶん間違いなくそうだ。
母は子どもが成長する段階で子どもに与える影響がたぶん最も大きい。また、誰にとっても母は大切だ。多かれ少なかれ、誰だってそうだと思う。
ただ大人になっても、あまりにも母の影響からぬけられないとマザコンといわれ、特に男性は、女性から距離を置かれたりする。
母親をとても大事にする息子は、一昔前だったら孝行息子といわれ、世間からも温かい目で見られたのに、かわいそうな話しである。
知人のCさんの家族は、家族旅行をするとき、必ず夫の親が一緒だそうである。近所に住んでいる親(特に母親)を夫が誘うそうで、別にそこの親とうまくいっていないとかそういうことではないのだが、彼女は「一度でいいから私と夫と子どもだけで旅行してみたい」と言っている。
反対に別の知人Dさんは、結婚に際して夫が、彼の母に「もう俺のことは全部○○(妻の名前)に任せたから、一切口出ししてくれるな」と有無を言わさず、母に宣言したそうである。Cさんはもちろん、それを聞いていた既婚女性全員がうらやましそうな顔をしたのは言うまでもない。大人になるまで彼を大切に育ててきた母親の落胆ぶりが目に見えるようだが、男性にもいろんな人がいるようだ。
その夫達の生年月日を知りたいと思うのであるが、聞けないのでここに書く例としては適当でないかもしれない。が、対照的なので挙げてみた。
自分の夫やボーイフレンドがマザコンだったら、やはりあまりいい気がしない。だけど母の立場で子どもがマザコンだったら、それが特に男の子だったりしたら、私は男の子がいないのでよくからないが、「困ったことだ」と思いながらも、実はうれしかったりするのではないかなあ。
勝手なものである。


第8回 伝えるのが怖い (02.03.13)

相性については第三回にも書いたけれども、今回も相性について書いてみたい。
私は相性について、自分からは「占いましょうか」とはあまり言わないことにしている。特に、すでに結婚が決まっている人や結婚している人には、相手から占ってほしいとたのまれない限り占わない。
なぜか? 答えは簡単。悪いとでるのが怖いからだ。誰でもそうだと思うけれども、悪いことというのは言いにくい。
「この人とこの人のどちらにするか迷っています」とか「この人のことが気になるのだけれども相性はどうでしょう?」と、こういう質問は答えやすい。相性が悪いとでてもこれからどうにでもなる状況だからだ。
しかし、結婚の日取りも決まっているが、一応相性も知りたいとか、すでに夫婦になって何年か経っているという場合、相性が悪いとでたところで変えることができないことが多い。今までそれなりにつき合ってきたのだから、これからもいいか悪いかわからずに「こんなものだ」と思いながら、暮らしていくのがいいのではないかと思う。
それでも占ってほしいという人は、何か考えがあってのことであるから、それはそれで真剣に占う。相性がいいとでても悪いとでても、もちろんはっきり伝える。
これは私が行った占いの結果がそうであったというだけのことであって、それ以上でもそれ以下でもないからだ。他の占いで相性を見ると正反対の結果がでるかもしれない。
私はでた結果をそのまま伝えるのだけれども、よいとでた場合は、伝えやすい。
私は明るい気分で「相性はいいですねえ」と伝えるのだが、返ってくる反応は「そう?」とか「これで?」とか意外とあっさりしている。「こんなところはこうでしょう?」とか話しているうちに「そういえば、まあいい方かもしれない」と納得して終わる。
一方、「悪いですねえ」と伝えた場合、「やっぱり!」と即座に反応が返ってくるか、しばらく黙っているかどちらかのことが多い。
「やはり」と「無言」。
どちらも多くを語らなくても、その向こうには多くの思いが詰まっているようで、いつもながら、私は伝えるのが怖いのである。


第7回 自分にとっての2001年と2002年(02.01.10)

新しい年を迎えると、前日と何も変わったことがなくても、多少は改まった気持ちになる。神社に出かけて一年が平和でありますようにとお願いしたりおみくじをひいたりする。
私はおみくじもひくけれども、自分で自分自身の今年を占ってみる。
四柱推命では年が変わるのは立春から(2月4日あたり)である。だから今占っても、その内容は2月からのことになる。
平成14年は壬午年、壬は水、午は火を表しているが、水と火が重なっているので現象としてはどちらも極端には現れないだろうと見る。
その年が自分にどうかかわってくるかというのは生まれた年月日などによって違うので、それぞれの場合について判断するしかない。
去年私は独立したり、何かを始めたりするのによいとでていた。仕事も今までより良いだろうと予想した。
それでライターとしてWANAに入会した。仕事も今までとはまったく違うことも始めた。たとえば、パソコンインストラクターのアシスタントをさせてもらったり、ある企業で9:30から5:00まで塾関係のアルバイトをやってみたりした。他にも、ボランティアで図書紹介の情報誌を作らせてもらったりといろんなことを始めてみた。
今までと違うことを始めると、最初は戸惑ったり思うようにいかなかったりで今までより余計なエネルギーがいる。やってみないと分からないつらさなども経験することになる。しかし、暖房の入った暖かい部屋にいて窓を開けると、寒いけれども空気が新鮮で身が引き締まるように、私の気分も大いにリフレッシュした。新しい友達も一気に増えた。みんな個性的で特技がある。自分の勉強不足ぶりが身にしみたので本も今までよりは読んだ。ああ、このまま仕事が発展していけばいいのにと思ったが、何でもそううまくはいかない。
突然の入院でみんなに迷惑をかけたり、パソコンアシスタントも半年のみしかなかったり……。運性的には弱い運がきていたのであまりぱっとはしなかった。が、それは実は運のせいではなく、自分の力不足が主な原因である。だけどやはり弱い運の時には発展しにくいものだ。
そういう意味では、今年も弱い。あまり期待はできない。不愉快なことがけっこうあるかもしれないがが仕事もあるだろうとでていて、金運は少々上昇するかもしれない。が、それは自分の意にそぐわない仕事で得られるモノかもしれない。
だけど、どんなときでも何もしないで「なんかいいことないかなあ」と愚痴るより、動いてみる方がいいようだ。2001年、頭は打っても得ることの方がずっと多かった。
みなさんも占いをしたら、後で当たったかどうか時々チェックしてみてはいかが?



第6回 頭領の器(01.10.16)

 どんな集団でもたいてい、その集団を統率する立場の人がいる。年齢が上とか、頭脳や技術が優れている人がその役をすることが多い。しかし、そう言う人が、集団の頭(かしら)としても優れているかというと必ずしもそうではない。年齢や頭の善し悪しに関係なく集団の頭となるにふさわしい人がいる。それはよく言われることだし、経験的にもよく分かっているだろうと思う。
 代表者を決めていないグループなどでも、ふと気が付くとグループをまとめたり仕切ったりしているのはある一人の人に集中していることがおおい。
 彼・または彼女は、人から強制されたのでもないのに、そのグループをまとめ目的を押し進めるために、相反する意見をうんうんと聞き、人より余分に忙しい辛い思いをする。それなのに、みんなから煙たがられ文句を言われる。そういう人がいる。でも結局は、何だかんだ言いながらもグループの構成員はその人に一目置き、頼りにして、その人がいてこそ少々強引な事があってもグループを離れずついていく。グループとしては一番重要な人になる。
 頭となるに足る才能というのは、やはりある。
 甲(きのえ)と壬(みずのえ)がそれに当たる。甲は大樹、壬は海。大樹の元には人が集まり海は度量が大きく清濁併せ呑む。
 この日生まれの人は頭領になる器であるとみる。甲から癸まである十干のうちの二つだけだ。
 見た感じが堂々としていたり、落ち着いている。心の奥では結構動揺していたり、くよくよしていても人にはそうと感じさせないところが人に安心感を与えるようである。
 話しはころっと変わるが、私が所属しているあるグループは、なかなか楽しいグループで、メンバーの話す内容は非常に刺激的で、会うと話しがとぎれることがなく、それでいてお互いを押さえあうことが一切ない。集まる日が楽しみなグループだ。しかし、グループとして何かしようとなるとなかなかまとまらない。
 私以外はみんな優秀な人なのになぜだろうと考えてみて、はたと思い当たったのがこれ。甲も壬もいない。頭の善し悪しや気の強い弱いに関係なくまとめ役がいない。しかしこれはこれでぼちぼちと長続きすることが多い。
 反対にグループが甲と壬ばかりだとどうなるであろうか? こちらの方が問題は多そうである。
 そんなことを思うと頭領の器である人が十人のうち二人しかいないというのは絶妙のバランスだと思えてくるのだ。


第5回 運勢の波を占う(01.09.16)

 どんな人にも好調なときや悪いときがある。それは美しい人であろうが頭のいい人であろうがそうでない人と同じようにやってくる。
 でも運勢の波というのは、占ってみて本当にわかるのか?
 私は、占いを自分でもやっていながら、あまり科学的でないものは信じない。(でも霊魂とか心霊写真とかは怖い。矛盾しているが……。背後霊とかは想像するだけでも怖い)
 四柱推命は長年かかって積み上げてきた統計なので当たるとよく言われるが本当にそうなのか? 常に自分に問いかけながら占っている。
 だけど不思議なことに、結構当たる。
 かなり以前になるが、住宅展示場で占いをしていたことがある。
 ほとんどの場合、見てほしいという人がたくさんいるのだが、天気が悪かったりすると展示場にいるのは営業マン数人と私だけということがある。そんなときは、ひまなので営業マンたちの占いをすることがよくある。
 Aさんもその一人。三十前の人当たりのよさそうな青年である。見ると女性とお金にあまり困ることはないようだ。
「彼女とかは常にいるでしょう」とかいうと「ええまあ、だいたい」と肯定してくれた。どんなことでも肯定されるとうれしい。
 彼は、「付き合っている彼女と結婚する予定なのですが、いつがいいでしょう」と聞いてきた。
 私は、彼女の生年月日も聞き、そこから考え、「来年ですね。それも秋」と断言した。ふつうもう少し範囲を広くいうのだが、その二人から考えるとそのあたりが一番いいと出たのだ。
「条件も整うし、このあたりを目標に予定を組んでみてはどうですか」
と言うとなんと実はもう決まっていると言う。それも今年中。半年ちょっと先だ。
 あらら! と思ったがもう後の祭り。時々こういうちょっとしたいたずらをする人もいる。冷や汗をかきつつ「そうですか……、来年のほうが結婚には向いていると思ったんですけど……、じゃあ、そのころには結婚したときよりよりアツアツの関係になっているのかも知れませんね」
とか言ってごまかし、何とかその場を逃れた。
 そういう時はちょっと落ち込む。また、はっきり言うのが怖くなる。
 まあしかし会社側がそれで私を二度と雇わないということもなく、半年ほどしてまた同じようなようなお仕事があった。
 別の住宅展示場に行くとそのときのAさんがいる。
 彼は私の顔を見るなり寄ってきて、
「結婚のことなんですが、彼女のお父さんにもう少し後にしてくれと頼まれて、延びたんですよ。ほとんど占ってもらったとおりの時期になりました。いやあ驚きました」と言った。
 彼女が早く結婚したいというので早くに決めたのだが、彼女の父親が彼女を手放すのが寂しくてもう少し一緒にいてほしいと強く願ったらしい。それで相談して1年少し延ばしたとのこと。 
 私も驚いた。当たったのだ。たまにこういう不思議なことが起きる。当たったこともうれしいが、それを教えてくれたことがとてもうれしい。
 占いは当たると楽しい。


第4回 強運の人。異性にもてる人(01.04.24)

つい最近、複数の女性から運勢を見てほしいと言われた。占って出た結果、非常に「強運の人」と非常に「異性にもてる人」がいた。
 二人とも若い独身のきれいな女性である。
 非常に強運のAさん、見た感じは上品でおとなしそう。「強運ってどれくらい?」と聞かれたので、「例えはよくないけれども、仮に愛人であっても正妻になれる」と言うと、「そういえば」と語ってくれたことがある。
 かつて、Aさんのアルバイト先で社員を募集していたそうだ。彼女は「私も社員になりたい」と社長に気持ちを伝えたが断られた。で、社員も決まり、その人が来週から来ることになった。それにつれてAさんのアルバイトも終わった。と、その日曜日、社長から電話がかかってきた。「社員に決まった人がバイクで事故に遭い来られなくなった。社員にならないか」と……。不思議なことがあるものだ。
 「異性にもてる」と出たBさん、大人の女性の色気をふわふわと漂わせている。しかし話し方はさばさばしていて、男の人に媚びるような感じではない。
「色っぽくて、よくもてるでしょう」というと、「いやあそんな」とか言いながら、「そういえば」と語ってくれたことがある。
 ある年配の男性から「どうぞこれを自由に使ってください」と財布を渡されたそうだ。中を開けると一万円札が百枚、きれいに並んで入っていた。びっくりしてすぐにつき返したそうだが、それももっともだろう。
 いろいろ驚くことがあるものである。
 Aさん、Bさんともに変な作り話をするような人ではないし、ましてこんなこと急には思いつかない。
ただ、「こうでしょう?」と言われると、それに当てはまることだけがピックアップされて思い当たると言うことはある。しかし、そういうことを割り引いて考えても、上記のようなことはそうあることではない。
AさんやBさんのようなことが自分の身の回りに本当に起こったらやはり戸惑うだろうが、うらやましい話ではある。
 


第3回 相性の善し悪しは当たる?(01,3,18)

 占いでは男女の相性をよく見るが、これって本当に当たるのだろうか?
 自分のあこがれている人との相性が「よい」となれば、もうそれだけで嬉しくなって、満足に話しをしたことがなくても先がバラ色に思えたりする。しかし、相性がいいからつき合うことになるかというとそう簡単に行くほど男と女の仲は簡単ではない。むしろ相性が悪くても色事の星でお互いに引き合っていたりすることが多い。
 わたしの結論から言うと相性は非常に大切だと思う。相性が「よい」と出た相手とはつき合いが長くなるほど楽になる。
 しかし結婚するに当たっては相性よりもっと大事なことがあるように思う。それは相手が、人間の大人として最低限の社会性があるかどうかということだ。
 つき合っている相手との相性をみてほしいと言われたとき、本人同士相性がよくても、あまりにも苦労しそうな相手とだったら「相性はいいけれどもつき合うのは止めたほうがよい」と言うことがある。
 この人と一緒になったらきっと苦労するだろうなというような人が時々いるからだ。例えば、暴力を振るう人、自分の稼ぐお金よりたくさん使う人、人間関係にルーズな人(異性関係もルーズ)。困ったことにその三点とも併せ持つ人がたまにいる。こういう人と結婚すれば、いくら努力してもほぼ間違いなく配偶者は苦労する。相性が悪ければさっさと愛想を尽かして逃げ出せるが、たまたま相性がよければ別れるに別れられず一緒に奈落の底に落ちてしまう。
 占いでも予想はつくが細かいところまではわからない。こういうことはつき合っているときから少しずつ、でも必ず現れるから、占いより自分の目で客観的にチェックするのが大切だと思う。
 ただ、ちゃんとした人同士でも相性が悪いと、お互いにいいところを消しあってしまう。相性は、「よい」にこしたことはないが、「よい」でなくても「普通」くらいはほしいなという気はする。
 「普通」だったら、お互いに、相手の欠点を片目をつぶって見るくらいはできるからたぶん大丈夫。「よい」だったら、人生は自分一人よりもっと楽しくなるはず。
 だけど最終的には占いよりやっぱり自分自身で合うかどうかを確かめることが大切だろうなあ。


第2回 チャンスが巡ってくるときって?

 私が未婚の若い頃、占いをするのは何のためかというと、ほとんどが「気になるあの人は、私のことをどう思っているの?」「彼と私の相性はどうなの?」「私って結婚できる?」「いつ結婚するんだろう?」と、色恋に関することばかりだった。
 同じ年頃の女性のなかでは、異性への関心が高い方ではなかったと思うけれども、それでもやはりそういうことは非常に気になっていたのは間違いない。
 健康や、仕事、経済的な事など今は気になるが、当時、それらは悪くない状態で当たり前という思いこみがあって、ほとんど占おうとしなかった。うまくいくかどうかは、自分の努力次第だと思っていたこともあると思う。
 だけど、結婚となると、相手があるだけに自分の思いだけではどうにもならないわけで、それで何度も占っていた。
 でもほとんどの男女が結婚している(籍が入っているかどうかは関係ない)事実からして、誰にでもその機会は訪れる。
 異性運が良い年は、おおざっぱに言うと誰にでも十二年に二年まわってくる。やや良いときも二年、他にも独立するのに良い年とか、お見合いには向いている年とかあるのでけっこうチャンスはある。
 しかし、私自身のもってうまれた運勢が、「あれは嫌これも嫌、と言っている間に結婚できなくなるかも……」という結果が出ていたので、少々心配していたのは事実。
 二十五才を境にちらほらと結婚していく友達を見て、大変だろうなあと思いながらもやはりうらやましい。
 結局異性運が「やや良いとき」も、その後に来る「良いとき」もいろいろあったが結婚せず、これから先、当分ずっと一人か、と思っていた矢先に結婚した。
 ずっとつき合っていた相手で、一旦別れた人だった。
「占いは当たっていなかったが、結婚できて良かった」と思って彼の占いをよくみたら、彼が「異性運が良いとき」に入っていたのだった。 


第1回 占いって信じる?

 私は自分で占いをする。主に四柱推命で占う。
 私だけでなく占いを信じている人は結構いる。
 バリバリ仕事をして恐いものなしのように見えるワンマン社長でも社屋を引っ越しする場合などは方位を必ず鑑定してもらうというのはよく聞く話だ。
 しかし、多くの人は信じていても全面的に信じているのではない。でも全く無視するというのでもない。多少は信じている。
 この多少と言うところがミソで、有名な占い師に大金をはたいて占ってもらおうが無料のチラシの占い欄であろうが、結局は「出た結果は取りあえず参考にする。が、それ以上でもそれ以下でもない」というのが多くの人の態度だろう。私も実はそうだ。占いへの対処の仕方はこれが一番適切だと思う。
 占いの種類によって全く正反対のことが出たりなんて事はしょっちゅうあるし、また、占い師の言ったことが当たっているかどうかなんて事ははっきり言って分からない。
 だけど私は、どうしようかなと悩むときは占ってみる事にしている。
 どんなときかというと、たとえば、進みたいけど進むのが怖いとか言うとき。後ろから背中を押してもらいたいがために占うというのが多い。
 今回新たにWANAに入会したのも平成13年は私にとって、独立したり新たな事を始めたりするのに適していると出ていたから。不安が一杯だけどチャンスとばかり飛び込んだというわけ。
 しかし、GOサインを出して欲しいときに「今は動いてはいけない」なんて、出て欲しくない結果が出ると困ってしまう。
 いいかげんであるが、そう言うときは、そんな結果が出ても、つまり行く手はかなり困難が予想されるというときでも「それでも進みたいか」と自問して、YESとなれば進み、NOならば現状維持。結局は気分次第。
 最終的には自分の人生、自分でどうにかしないといけないのだから、それで良かったんだろうと思っている。(そうは言っても、ずっと過去のことを今でも「あの時ああすれば良かった」と思い悩むことは多い)
 結局は占いで出た結果をどう受け取るかというのもその人の資質なのだろう。